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小学校の内容ができなくても高校は卒業できる?『学びたい』気持ちを大切にする学び直し

小学校の内容ができなくても高校は卒業できる?『学びたい』気持ちを大切にする学び直し

「基礎からのやり直しで、本当に高校卒業まで到達できるのか」という不安

不登校のお子さんを持つ保護者の方の中には、

「小学校の内容がまだ身についていない状態で、この先高校を卒業できるのだろうか」
「基礎からやり直すとなると、時間がかかりすぎて間に合わないのではないか」

という大きな不安を抱えている方がいらっしゃいます。

特に、学校に通えていない期間が長かったり、小学校の内容から学び直す必要があったりする場合、「そもそも高校の勉強について行けるのか」という不安は、保護者の方にとって切実なものだと思います。

なぜこの不安を感じやすいのか

「高校卒業」という目標に対して、「今どこにいるか」の差が大きく見えると、不安はより強くなりやすいものです。

  • 学年相当の内容ではなく、それより前の内容から取り組む必要がある
  • 一つひとつの理解にどれくらい時間がかかるのか見通しが立ちにくい
  • 「学びたい」という気持ちがあっても、それだけで本当に前に進めるのか分からない

といったことは、多くの保護者の方が感じる自然な不安です。
だからこそ、「基礎からの学び直しが、実際にどのように積み重なっていくのか」を知ることが、不安を和らげる一つの手がかりになります。

実際の生徒の様子

今回、ある生徒が算数のドリルに取り組みました。
単元のまとめページもありましたが、詰まることなくスムーズに取り組むことができていました。

また、この日の学習では、小数の掛け算の筆算において、整数部分の頭が0になったら書かないというルールを新しく覚えてもらいました。
実はこのルールと関連する「小数点の後ろの0を消す」という内容は、前回の授業ですでに伝えていたものでしたが、生徒はそれをしっかりと覚えていました。

このエピソードから見えてくるのは、次の2つのことです。

1つ目は、一つひとつの内容を丁寧に積み重ねていくことで、まとめページのような「振り返りの場面」にもつまずかず取り組めるようになるということです。
今回、単元のまとめページに詰まることなく取り組めたのは、それまでの一つひとつの内容がきちんと積み重なっていたことの表れだと考えられます。

2つ目は、前回教わったことを覚えていたという事実が、学習が着実に積み重なっていることを示しているということです。
一度で完璧に覚えることを求めるのではなく、少しずつ確認しながら進めていくことで、こうした「覚えていた」という小さな成功体験が生まれていきます。

もちろん、これは今回の生徒に見られた様子であり、すべてのお子さんが同じように進むとは限りません。ただ、基礎的な内容からの学び直しであっても、こうした積み重ねが着実に力になっていくという一つの実例として、参考にしていただけるのではないかと思います。

通信制高校・サポート校でできること

小学校の内容からの学び直しが必要な場合であっても、大切にしているのは「今どこまで理解できているか」を確認しながら、一つひとつ着実に積み重ねていくことです。

具体的には、次のようなことを大切にしています。

  • 学年にとらわれず、その子が実際に理解できているところまで戻って学習を進める
  • 一度教えた内容がどのくらい定着しているかを、次の授業で丁寧に確認する
  • 単元のまとめページなどを活用し、それまでの積み重ねがどのくらい身についているかを見る
  • 「学びたい」という気持ちがあれば、学年や現在の学習状況に関わらず、そこから学び直しを始められる環境を用意する

小学校の内容からの学び直しであっても、こうした積み重ねを重ねていくことで、高校卒業という目標に向かって着実に進んでいくことができると考えています。
大切なのは、現在の到達点ではなく、「学びたい」という気持ちを持てているかどうかです。

まとめ

小学校の内容がまだ身についていない状態でも、高校卒業を諦めなくて大丈夫です。
今回のように、一つひとつの内容を丁寧に確認しながら積み重ねていくことで、着実に力をつけていくことができます。

大切なのは、その子が「学びたい」という気持ちを持てているかどうかであり、そこにあるペースに合わせて、無理なく積み重ねていける環境を用意することです。

相談のご案内

「小学校の内容から学び直す必要があり、高校卒業まで到達できるか不安」
「基礎からのやり直しで間に合うのか分からない」
——そうした不安をお持ちの方は、一度ご相談ください。
お子さんの現在の学習状況を確認しながら、どのように学び直しを進めていけるか、一緒に考えさせていただきます。

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