通信制高校の選び方を徹底解説!比較のポイントを3つ紹介します

生徒

通信制高校ってどうやって選んだらいいの?

通信制高校は数が多く、コースもさまざまです。
どのように通信制高校を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。

通信制高校を選ぶときには、通信制高校選びのポイントをおさえ、複数の学校を比較して決めることが大切です。
この記事では、通信制高校選びのポイントや比較するべき点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

通信制高校の選び方

通信制高校の学費や勉強方法、サポート内容は学校によりさまざまです。
通信制高校を選ぶときは、複数の学校を比較して決めることをおすすめします。

以下の5つの視点の中からあなたが重視する点を比較すれば、学校選びに失敗しにくくなります。

  • 学費で選ぶ
  • 登校頻度で選ぶ
  • スクーリングの場所で選ぶ
  • 目的に沿って選ぶ
  • サポート内容で選ぶ

学費で比較する選び方

通信制高校は公立か私立かによって学費が大きく異なります。
学費は公立の方が安いので、学費をおさえて高校卒業を目指したい人は、公立が第一候補になるでしょう。

ただし、公立は学費は安い分、自己管理が基本です。
生徒へのサポートは手厚くありません。
単位取得に必要なレポート提出やスクーリングをしていなくても、そのまま放置されてしまうことも。

自由に生活できる一方で、自己管理ができないと3年間で卒業するのが難しいので注意が必要です。

登校頻度で比較する選び方

通信制高校の登校頻度は、学校によりさまざまです。
毎日登校の学校もあれば、スクーリングをまとめて行う学校(年間5日前後)もあります。

毎日登校した方が生活リズムがつけやすい、学校で高校生活を満喫したいという人は毎日登校の学校が合っているでしょう。
登校に不安があるなど、できるだけ登校頻度を少なくしたい人は、日帰りスクーリングや宿泊スクーリングでまとめてスクーリングができる学校を選ぶと安心です。

週の登校回数を選べるなど柔軟な対応をしてくれる学校もあります。

スクーリングの場所で比較する選び方

通信制高校には必ずスクーリングがあります。
スクーリングに出席しないと単位を取得することができないので、参加できる場所でスクーリングが行われている学校を選ぶ必要があります。

スクーリングの場所は、通信制高校によって異なります。
家の近くの会場でスクーリングを行う通信制高校や、本校のある僻地で開催するため宿泊スクーリングを行う通信制高校もあります。

自分が通学することが可能で、負担にならない場所にスクーリング会場のある通信制高校を選びましょう。

目的に沿った選び方

通信制高校は目的に沿って選ぶことができます。

通信制高校には、高校卒業を目指すコースだけでなく、専門コースがあります。
例えば、受験勉強ができる大学進学コースや専門技術を学べるネイルやパティシエコースなどがある通信制高校もあります。

将来行きたい大学や就きたい職業が決まっている人は、その専門コースがある通信制高校を探してみましょう。
専門技術を身につければ、高校卒業と同時に即戦力と働くことも可能になります。

サポート内容で比較する選び方

通信制高校によって生徒へのサポート内容は大きく異なります。
通信制高校を選ぶときには、必要なサポートが受けられる学校かどうか比較しましょう。

公立の通信制高校は、全日制高校とは違い基本的には自主学習になります。
そのため通信制高校は自己管理ができないと3年間で卒業することが難しい面があります。
私立の通信制高校でサポート校を活用することで、様々なサポートを受けることができます。

通信制高校に入学する人の中には、不登校を経験していたり、起立性調節障害がある人もいます。
自己管理が苦手・不安があるという人は個別のサポートが充実している通信制高校を選ぶべきです。

先生やカウンセラーが高校を卒業するまで、勉強面・生活面・精神面のサポートをしてくれる通信制高校を選びましょう。

通信制高校を選ぶポイント3つ

通信制高校を選ぶ3つのポイントをご紹介します。

・通える範囲にある通信制高校を選ぶ
・資料を取り寄せる
・学校説明会などに参加する

これらのポイントをおさえて通信制高校を選べば、入学前のイメージと入学後のギャップを小さくすることできるので、後悔しない学校選びができます。

通える範囲にある通信制高校を選ぶ

通信制高校を選ぶときには、自宅から通える範囲にある学校を選びましょう。

通信制高校では自宅で学習を進めることができますが、学習でつまずいたり何か困ったことがあった時にすぐ相談できる距離にあると、何かと安心です。

資料を取り寄せる

通信制高校を選ぶときには、必ず資料を取り寄せましょう。

学校のホームページでも概要を知ることはできますが、資料ではより詳しい学費や学習方法をチェックすることができます。
また、あなたが住んでいる地域のキャンパス情報も同封されることがあるので、より具体的に学校生活をイメージすることができます。

複数の通信制高校の資料を比較すれば、候補の学校を絞り込むことができるでしょう。
通信制高校に行くことを検討し始めたら、まずは資料請求をしてください。

学校説明会などに参加する

候補の学校を絞り込んだら、通信制高校で開催されている学校説明会やオープンキャンパスに参加しましょう。

実際のキャンパスの雰囲気を感じ、学校の特色や学習方法、サポート内容を知ることができます。
個別相談ができる場合は、先生やカウンセラーに抱えている問題や不安を直接相談することができます。
また、進学や就職実績について知ることもできるので、高校卒業後を見据えた学校選びができるようになります。

通信制高校へのイメージと入学後のギャップをなくするためにも必ず参加しましょう。

まとめ

通信制高校は、それぞれに魅力や特色があり、学校選びは迷ってしまうと思います。

自分に合った通信制高校を選ぶために、十分な情報収集をしましょう。
ホームページだけでなく、資料を取り寄せたり、学校説明会に参加したりすることをおすすめします。
疑問や不安は入学前に必ず相談しておきましょう。

自分に合った通信制高校を選ぶことができれば、自分らしい高校生活を送ることができます。


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