「通信制高校に転校したけれど、大学受験の対策はどうすればいい?」
「対人不安がある中で、予備校や塾に通わずに産近甲龍を目指せるのか?」
通信制高校を選択した生徒さんやその保護者様にとって、進路への不安は尽きないものです。特に近畿大学のような人気校ともなれば、「通信制からでは難しいのでは?」と考える方も少なくありません。
しかし、結論から言えば、通信制高校の仕組みとオンライン指導を組み合わせることで、全日制高校以上の効率で合格を目指すことが可能です。
今回は、リーベ高等学院で完全オンライン指導を受講し、見事近畿大学の公募推薦入試(倍率2倍超)を突破したAさんの合格事例を詳しく解説します。
相談時の状況:通学の負担と受験への焦り
Aさんは、対人関係のストレスや通学による疲弊から、全日制高校から当通信制高校へ転校してきました。
- 志望校: 近畿大学(公募推薦・学力試験重視)
- 学習科目: 英語・国語・世界史
- 課題: 人との接触や移動に強い抵抗があり、学習エネルギーが削られやすい
保護者様も「本人のメンタルを優先したいが、受験勉強が遅れるのではないか」とオンライン指導の有効性に不安を感じておられました。しかし、結果としてこの「オンライン」という選択が、合格への最短ルートとなりました。

合格の要因①:通学ゼロで「学習体力」を温存
対人不安を抱える受験生にとって、電車移動や教室での視線は、それだけで精神的なエネルギーを大きく消耗させます。
Aさんの場合、自宅で受験対策授業を受けられるオンライン指導を導入したことで、移動による疲れを完全に排除しました。
浮いたエネルギーをすべて、近畿大学合格に不可欠な「英単語の暗記」や「過去問演習」に振り向けられたことが、短期間での実力アップに繋がりました。
合格の要因②:通信制ならではの「科目特化型」カリキュラム
全日制高校では、受験に関係のない科目も均等にこなす必要がありますが、通信制高校は違います。
Aさんは学習センターの指導のもと、近畿大学の入試科目にのみ学習時間を集中させました。週1回ずつのオンライン授業で、以下のような戦略的な対策を行いました。
- 画面共有による解法解説: お手本となる解き方をリアルタイムで視覚化し、理解のズレを即解消。
- アウトプット重視の対話: 「わかったつもり」を防ぐため、復習学習への指導を具体的に実施。
- LINEによる随時質問: 緊張しやすい性格に配慮し、テキストベースでの質問環境を構築。
倍率2倍の壁を突破した「公募推薦入試」の結果
近畿大学の公募推薦は、例年多くの受験生が集まる激戦区です。Aさんの受験した学部も倍率2倍を超えていましたが、無駄を削ぎ落とした8ヶ月間の特訓が実を結びました。
最初の入試で見事合格通知を勝ち取ったAさん。保護者様からも、
「本人の特性を否定せず、オンラインという形で学習を継続できたことが自信に繋がったようです。通信制を選んだことが正解でした」
との言葉をいただきました。
通信制高校生には、通信制高校生の「勝ち方」がある
「みんなと同じように高校に通えない」ことは、決してマイナスではありません。
- 不要な科目に時間を割かない効率性
- ストレスのない環境での集中学習
- オンラインツールを駆使した受験指導
これらを掛け合わせることで、通信制高校から産近甲龍・関関同立といった難関大合格は十分に狙えます。
リーベ高等学院では、通信制高校での学習進度と、一人ひとりのメンタル面に寄り添った大学受験指導を行っています。進路に悩んでいる方は、ぜひ一度私たちの指導スタイルを体験してみてください。
