「勉強しようと思っているけど、体調が不安定で勉強できる時間が少ない。」
不登校の高校生の中には、起立性調整障害や過敏性腸症候群など、体調が不安定で学校に通うことができない生徒さんも多いです。
体調が不安定で勉強できる時間が少ないと大学に進学できるのか不安になりますよね。
体調が不安定で勉強できない時期があっても、限られた時間の中で適切な勉強ができれば、志望大学に合格できます。
この記事では、体調が不安定で勉強できない時期があっても志望大学に合格する方法をご紹介します。
勉強せずに大学合格は無理
勉強せずに大学に合格することはできません。
どんな大学を受験するにも最低限の学力をつける必要があります。
また、大学受験に対応する学力をつけておくことが大学進学後の勉強につながります。
学力がないまま大学に進学すると、大学の勉強についていくのに苦労することになります。
勉強せずに大学に合格する方法を考えるよりも、短い時間でも効率よく勉強をして、大学合格を目指す方が良いでしょう。
指定校推薦なら勉強しなくても合格の可能性はあるけど指定校枠のある高校に在籍していないと無理
指定校推薦であれば勉強しなくても合格の可能性があります。
しかし、指定校推薦はどの高校でも受けられるわけではなく、指定校枠のある高校に在籍していなければなりません。
指定校推薦の枠は1つの大学で1〜3人程度であることが多く、評定平均が基準以上でなければなりません。
そのため、日頃からよい成績をとっている人が指定校推薦枠をもらえる可能性が高いです。
指定校推薦を狙いたい人は、まずは自分の在籍する高校に指定校枠があるかどうか確認することから始めましょう。
短時間でも効率よく勉強することで志望大学に合格できる
他の受験生のように長時間勉強をするのが難しくても、短時間で効率よく勉強できれば志望大学に合格できます。
高校の勉強を全てやろうとすると時間が足りません。
志望大学に合格するためには、入試対策だけを効率よく進めた方が良いです。
自己流で効率よく勉強するのは、意外と難しいものです。
大学受験に強い塾や家庭教師のサポートで入試傾向に沿った勉強をするのがおすすめです。
不登校の子が志望大学に合格するために効率よく勉強するのが大事な理由
不登校の子が志望大学に合格するためには効率よく勉強するのが大事です。
不登校の子は、何かしら課題を抱えていて勉強時間を確保するのが難しい場合があるからです。
体調の問題は、本人の意思だけではどうにもならないことがあります。
大学受験をする場合は、体調に配慮しながら、コツコツ勉強を進める必要があります。
大人が適切なサポートをして、諦めずに志望大学を目指しましょう。
不登校の子は勉強時間の確保が難しい
不登校の子は、他の受験生と比較して勉強できる時間が少ないです。
- やる気はあっても体調が不安定でなかなか授業に参加できない
- 授業に出席できない日が続いて諦めモードになる
少ない時間で志望大学に合格することは簡単ではありませんが、諦めないでください。
適切な入試対策をすれば志望大学合格に近づけます。
やる気はあっても体調が不安定でなかなか授業に参加できない
本人にやる気があっても体調が不安定でなかなか授業に参加できない場合があります。
学校に行けば1日6〜7時間は勉強することになりますが、授業に参加できなければその分勉強時間が短くなってしまいます。
自宅で一人で毎日6時間以上勉強するには強い意志が必要です。
まずは体調を安定させることに取り組みながら、少しずつ勉強時間を確保していきましょう。
授業に出席できない日が続いて諦めモードになる
体調が理由で授業に出席できない日が続くと諦めモードになりがちです。
欠席している間に授業が進んでしまうので、勉強についていくのが難しく、モチベーションを維持しにくくなります。
しかし、ここで本当に諦めてしまうと大学進学が難しくなってしまいます。
学校には行けなくても大学進学を諦める必要はありません。
学校だけが勉強の場ではないので、塾や家庭教師などで勉強できる環境を整えることが大切です。
効率の良い勉強とは?
効率の良い勉強とは、志望大学を決めて、その大学の入試傾向に沿った受験勉強をすることです。
教科や出題範囲を絞って勉強することで、勉強できる時間が短くても点数が取れるようになります。
今から受験日までのスケジュールを見て、効率よく勉強することができれば志望大学合格にぐっと近づくことができます。
自力で入試傾向に沿った勉強をすることは簡単ではありません。
大学受験の経験豊富なサービスなどを利用して、効率の良い勉強をするのが近道です。
体調不良などで限られた時間だけで志望大学に合格するコツ
体調不良などで限られた時間だけで志望大学に合格するコツは、「価値の明確化」をすることです。
今体調などが安定しない中で勉強をする理由は何か考え、言語化してみましょう。
「大学に落ちないように勉強する」のと「大学で好きなことに打ち込みたいから勉強する」のではパフォーマンスが違ってきます。
- 大学でしたいこと
- 大学卒業後の姿
を考えることが勉強のパフォーマンスを上げます。
限られた時間しか勉強できなくても、「価値の明確化」でやる気をアップさせながら、効率の良い勉強法で志望大学合格を目指しましょう。