通信制高校の特別活動って何？卒業に必須！3年で30時間の特別活動とは

特別活動とは、高等学校のカリキュラムに含まれているものなので、高校を卒業するためには特別活動に参加する必要があります。（文部科学省より）

特別活動という言葉は聞き慣れないかもしれません。
全日制高校では、文化祭や修学旅行などのイベントや、普段の授業内に組み込まれていることもあります。

通信制高校は自宅学習が中心なので、全日制高校とは違う方法で特別活動が行われることもあります。

例えば、自宅からオンラインで出席できるものもあったり、さまざまな活動があります。

通信制高校の特別活動は高校生ならではの体験ができる機会でもあります。

通信制高校の特別活動とは？

通信制高校を含む高校を卒業するための条件は、以下の３つです。

• ３年以上の在籍
• ７４単位の取得
• ３年間で３０時間以上特別活動に出席

各教科の単位をしっかり取っていても、特別活動に出席しないと卒業はできません。
通信制高校の先生と相談しながら、計画的に単位を取って卒業しましょう。

3年間で30時間の特別活動とは

通信制高校を卒業するためには、３年間で３０時間以上の特別活動への出席が必要です。

ただし、通信制高校は自宅学習が中心なので、インターネットなどを利用して特別活動に参加することが認められています。
高校によってカウント方法が違いますので、特別活動が不安な人は一度通信制高校に相談してみましょう。

通信制高校の特別活動の内容は？

高校の特別活動の内容は、主にホームルーム活動や学校行事、生徒会活動です。

通信制高校ではオンラインで特別活動を行うことも可能で、その内容は学校によりさまざまです。
オンライン講義や映画鑑賞会への参加で特別活動として認められる学校もあります。

特別活動に参加しないと高校を卒業することはできません。
通信制高校に入学するときには、特別活動の内容も確認しておくとよいでしょう。

オンラインで講義に参加

通信制高校の特別活動として、オンライン講義があります。
オンライン講義は、登校する必要がないので、通学が苦手な高校生にとっては参加のハードルが低いものになります。

集団活動が苦手だったり、人とのコミュニケーションにストレスを感じたりする人も、無理なく特別活動に参加できます。

通信制高校では、対面の特別活動に参加できなくても、オンラインで特別活動に認められることがあります。
特別活動が嫌な人も諦めずに高校を卒業できます。

映画鑑賞会に参加

特別活動で映画鑑賞会を行う通信制高校もあります。

映画が好きな人は楽しめますし、そうでない人も自分では選ばない映画を見ることで新しい発見があるかもしれません。

楽しみながら参加できる特別活動を行なっている通信制高校は多いです。
自分の世界を広げるきっかけになるので、興味のない特別活動にも参加してみるのがおすすめです。

通信制高校の特別活動まとめ

通信制高校は自宅学習が中心で、さまざまな事情や仕事を抱えている生徒も多いです。
そのため、通信制高校の特別活動は、オンライン対応があるなど、負担が大きくならないよう配慮されています。

通信制高校の特別活動の詳細は、ホームページやパンフレットだけではわからないことがあります。
無料相談会やオープンハイスクールで、特別活動の内容についても確認してくださいね。

特別活動が不安な場合は、通信制高校の先生と相談してみましょう。