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休んでしまったらどうなるの?通信制高校が『焦らせない』を大切にする理由と生徒の変化

休んでしまったらどうなるの?通信制高校が『焦らせない』を大切にする理由と生徒の変化

通信制高校でも通えなくなることはある。それでも学び直しは続けられる

不登校を経験したお子さんが通信制高校への進学を考えるとき、保護者の方の頭をよぎる不安の一つに、

  • 「通信制高校に変わっても、また通えなくなってしまうのではないか」
  • 「休んでしまったら、そこで先生との関係や学習のペースが途切れてしまうのではないか」

というものがあります。

環境を変えることで状況が良くなることを期待しつつも、「同じことが繰り返されたらどうしよう」という不安を拭いきれない、という声はよく聞かれます。

なぜこの不安を感じやすいのか

不登校を経験したお子さんにとって、通えたり通えなかったりする波があることは、決して珍しいことではありません。

体調の変化や、その時々の状態によって、通えない時期が出てくることもあります。そうしたときに、

  • 休んだことで学習が止まってしまう
  • 久しぶりに戻った時に、うまくやり取りできるか不安になる
  • 「また休んでしまった」という気持ちが、本人の負担になってしまう

といったことが心配になるのは、自然なことだと思います。
だからこそ、「休んだ後、どのように戻ってこられるか」という点が、通信制高校を選ぶ際の一つの目安になります。

実際の生徒の様子

今回、ある生徒と世界史のプリントに取り組みました。
この生徒は体調不良が重なり、しばらく通うことができていない時期がありました。

久しぶりに取り組んだこの日も、普段と変わらない様子で学習に取り組むことができていました。

そして、生徒自身がうれしそうに話してくれたのが、次のようなことでした。
世界史のオンライン授業やプリント学習を続けてきたことで、高校の世界史探求の課題に取り組んだとき、覚えている箇所が出てくると「スムーズに解ける」と感じられた、という体験です。

このエピソードから見えてくるのは、次の2つのことです。

1つ目は、休んだ期間があっても、戻ってきた時に「変わらない様子」で取り組めることが、その後の学習を続けていくうえで大きな意味を持つということです。
久しぶりの登校であっても、いつも通りの様子で取り組めたことは、学習のペースが完全に途切れていたわけではないことを示しています。

2つ目は、コツコツと積み重ねてきた学習が、時間差で本人の自信につながることがあるということです。
オンライン授業やプリントで取り組んできた内容が、高校の課題という別の場面でも活き、「スムーズに解ける」という手応えとして本人に返ってきていました。
これは、日々の学び直しが、目に見える形で力になっていたことを示しています。

もちろん、これは今回の生徒に見られた様子であり、すべてのお子さんが同じように進むとは限りません。ただ、「休んでしまったら、それで終わり」ではないという点は、多くの保護者の方にとって参考になるのではないかと思います。

通信制高校・サポート校でできること

通えない時期があることを前提に、当校では次のようなことを大切にしています。

  • 休んでしまったことを問題視するのではなく、「次の予約はいつでも取れる」「先生は待っている」というスタンスで関わる
  • 学習の進度を無理に揃えようとせず、その子のペースで焦らず取り組める環境を整える
  • オンライン授業やプリントなど、その子の状態に合わせた方法で、少しずつ学習を積み重ねる
  • 積み重ねてきた学習が、学校の課題など別の場面で活きた時には、その手応えを一緒に喜ぶ

今回の生徒のように、学び直しから始まった学習が、いつの間にか高校内容の学習にもつながり、学校の授業を「先取り」したような形になることもあります。
こうした小さな成功体験の積み重ねは、目の前の学習だけでなく、この先社会に出ていく中で必要になる「自分の力でやってみる」経験の一つにもなっていくと考えています。

通信制高校に進んでも、通えなくなることもあると思います。
しかし、休んだ後にどのように戻ってこられるか、そしてそれまでの積み重ねがどう活きてくるかによって、その先の学習の続き方は変わってきます。

大切なのは、休むことを責めるのではなく、その子のペースを尊重しながら、いつでも戻ってこられる環境を用意し続けることです。

相談のご案内

「通えなくなってしまうのではないか」
「休んだ後、うまく続けられるか不安」
こうした不安をお持ちの方は、一度ご相談ください。
お子さんのペースに合わせた学び直しの進め方について、一緒に考えさせていただきます。

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