「通信制高校は、レポートやスクーリングだけでなく、特別活動にも参加しなければ卒業できないと聞いた」
「うちの子は家族以外の人と過ごすのが苦手で、そんな活動に参加できるとは思えない」
——通信制高校への進学を検討する保護者の方から、こうした不安の声を聞くことがあります。
今日は、小学校の途中から学校に行けておらず、家族以外の人と過ごすことに不安を抱えていた生徒が、いつの間にか卒業に必要な特別活動の時間をクリアしていた、当校でのある出来事をご紹介します。
なぜ「特別活動の時間数」がこれほど不安になるのか
通信制高校を卒業するためには、レポート提出やスクーリングの出席に加えて、特別活動(学校行事など)に一定時間参加することが必要です。
当校では、3年間のトータルで30時間の参加が卒業の条件となっています。
家族以外の人と一緒に過ごすことに不安を感じているお子さんにとって、「決められた時間数を、人と一緒に過ごす活動で満たさなければならない」という点は、大きなハードルに感じられます。
保護者の方からすると、「そもそも活動に参加できるのだろうか」「時間数が足りずに卒業が難しくなるのではないか」という心配が重なります。
当校では、特別活動にさまざまな種類を用意し、生徒が興味を持てるものから参加できるようにしています。
また、卒業に関して気になることがあれば、生徒がいつでも気軽に先生へ質問できる環境を大切にしています。
実際の生徒の様子
先日、高校2年生のある生徒と、算数と漢字のドリルに取り組みました。
学習の内容とは別に、この生徒から特別活動の反映状況について質問がありました。
認定されている時間数を確認したところ、卒業に必要な30時間を、すでにクリアしていることが分かりました。
企業説明会など、生徒自身が興味を持ったものに積極的に参加してきた成果が、時間数として形になって表れていました。
この様子から分かること
この出来事から分かるのは、「家族以外の人と過ごすのが不安」という状態からでも、興味のある活動から一つずつ参加していくことで、気づけば卒業に必要な時間数を満たせるようになるということです。
この生徒は、小学校の途中から学校に行けておらず、家族以外の人と過ごすことへの不安を抱えていました。
それでも、「高校を卒業したい」という気持ちを持ち続け、少しずつ特別活動に参加できるようになっていきました。
最初から30時間という数字を意識して無理に参加を重ねたわけではなく、企業説明会のように興味を持てるものから一つひとつ参加した結果、気づけば必要な時間数を超えていた、というのが実際の経過です。
また、この生徒が卒業要件について自分から質問できたことも、大切な点です。
分からないことをそのままにせず、先生に気軽に確認できる関係があったからこそ、自分の状況を把握し、見通しを持つことができました。
通信制高校・サポート校でできること
当校では、活動への参加を無理に促すのではなく、生徒が自分のペースで、興味のあるものから参加できるようにしています。
- 特別活動の種類を幅広く用意し、興味を持てるものから選んで参加できるようにする
- 卒業要件や認定時間について、生徒がいつでも気軽に質問できる環境を用意する
- 質問があった際には、状況を確認し、見通しを伝える
- 家族以外の人と過ごすことに不安がある生徒にも、無理のない形で活動への参加を促す
「家族以外の人と過ごすのが不安」という状態からでも、興味を持てる活動を一つずつ重ねていくことで、卒業に必要な時間数を満たしていくことができます。
まとめ
特別活動の時間数を満たせるかどうかは、通信制高校への進学を考える保護者の方にとって大きな不安のひとつです。
ですが、今回ご紹介したように、興味のある活動から少しずつ参加を重ねていくことで、気づけば必要な時間数をクリアしていることもあります。
当校では、生徒が無理なく活動に参加できる環境と、いつでも質問できる先生との関係を大切にしています。
相談のご案内
「特別活動に参加できるか不安」「卒業要件を満たせるか心配」という方も、まずは一度当校にご相談ください。お子さんの現在の状況に合わせて、どのような形で高校卒業を目指せるか、一緒に考えます。
